団体の活動状況

団体の活動状況詳細

2017年03月02日トヨタ系列の企業から大船渡小学校にミシンを寄贈/「さわやかの丘」

登録番号 TP170301004
市町村名 大船渡市
詳細記事 トヨタ系列のアイ・ドリームライフサポート(株)住宅型有料老人ホーム「さわやかの丘」では地域交流イベントを開催した際に募金活動を行い、東日本大震災津波で被災した学校に備品を寄贈している。当かけ橋プロジェクトでは、平成26年度から寄贈先のマッチング支援を実施。今回は10校の応募の中から、大船渡市立大船渡小学校にミシン2台が贈られた。これまで家庭科の授業では1台のミシンを5、6人で使用し、授業時間中に課題が終わらないことも多かったという。

大船渡小学校の長澤敏之校長先生にお話を聞いた。「私は震災から3代目の校長になります。当時の職員はもう残っていません。地震後、生徒たちは校庭に退避していましたが、『津波が来るぞ!』という叫び声を聞いて、さらに高い場所への避難を決めました。山手のフェンスをよじ登り、全校生徒が避難したあと津波が到達したようです。震災の教訓を伝えていかなければなりません」。

震災が起こった平成23年に入学した生徒は、この春で6年生になろうとしている。震災の影響で家庭環境にも変化があり、状況はさまざまだという。校長先生は「低学年のうちは不安定な生徒が見られますが、心のケアに気を配っていまます。学年が上がるにつれて落ち着いてくるので、学校に来ることで元気を取り戻しているようです」と子どもたちの変化を語った。

大船渡小学校は6年生まで1クラスずつで、生徒数は震災前の約半分まで減少した。全校生徒合わせても200人に満たない。授業は震災の影響を鑑み、教員2名体制行われている。教室をのぞいてみると、手を挙げて質問するなど元気な様子が垣間見えた。外はコートが必要な寒さであったが、半袖・短パンで過ごす生徒の姿もあった。

意識の面でも変化があった。全国から寄せられる支援に対してお礼の手紙を送ったり、熊本地震が起こった際には、自発的に募金活動が起こったという。「幼いながらも、今度は自分たちが力になる番だという意識を持っています。今は直接力になれなくても、将来どう生きていくかということを考えはじめているようです」。校長先生は子どもたちの成長を嬉しそうに語った。

添付ファイル
「さわやかの丘」から寄贈されたミシンと長澤校長先生「さわやかの丘」から寄贈されたミシンと長澤校長先生
担任と副担任の2名の教員で授業が行われている担任と副担任の2名の教員で授業が行われている
校舎1階にある集会室には、津波の高さが記されていた校舎1階にある集会室には、津波の高さが記されていた
投稿者 システム管理者
関連リンク http://www.aisin-ad.co.jp/sawayaka/
備考 【関連リンク】住宅型有料老人ホーム『さわやかの丘』ホームページ/運営:アイ・ドリームライフサポート(株)